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【着物本】 全7冊
 1. 着物のルールが初めての方への3冊
 2. コーディネート例を見る2冊
 3. 男性の着物本2冊

【着物本】

1. 着物のルールが初めての方への3冊

読み終わられる頃には、着物の種類や買い方がわかるようになっています。

「初めて買うきもの」 (amazonへリンク)
歌舞伎の家にお生まれになった方が書かれていて、フォーマルからカジュアルまで、正統派の決まりごとがわかります。
最初のルールブックとして、最適かと。
また結婚前のお道具に色々おつくりに方は、その前に基礎知識としてご一読をおすすめしたいところです。

「きもの日和」 (amazonへリンク)
洋服もお好きな方が着物をはじめる際に、とても参考になる感じの本です。
洋服好きのファッション雑誌のライターの方が書かれていて、着て楽しく、見ている方も心地よい着物について書かれていますかと。
白鳥の湖と、新春おでかけのコーディネイトが、とてもすてきと思います。こういうお着物で歩いておられる方を、心の底から見たいです。

「10万円で誂える上質きもの」 (amazonへリンク)
呉服屋さんで着物をあつらえる際の、手順や費用などがバーチャル体験的にわかる本です。
また着物好きの方による、おすすめのお店の取材と紹介が楽しいです。
掲載のお店は移転することなどもあるので、電話での確認かホームページで調べてからの訪問がおすすめです。

2. コーディネート例を見る2冊

着物を買う前にコーディネートの計画を練ると、計画的に着物が揃います。
必要になるアイテムと、組み合わせパターンの良いサンプルを、先に調べておくと効率的たです。

「美しいキモノ」 (「美しいキモノ」ページへリンク)
季刊の着物雑誌です。この本の中のルールを守っておけば、ある程度着物にくわしい方の前でも大丈夫な格好ができる、ような気分になる、基準の1冊です。
結婚式用の訪問着など、フォーマルメインで、いいものをたくさん見るために、とてもよい雑誌です。
特に毎号、最初の方のページで訪問着の特集がありますが、そこで使われている帯は、質、センスともに最高ではないかと。

「如月まみのデイリー着物コーディネート」 (amazonへリンク)
ご本人の、普段実際着ている4枚の着物と10本の帯を組み合わせた着こなし集が、とても参考になります。
洋服好きな方なら、こちらを応用して、お買い物前に自分のコーディネートを現実的に組み立てられるのではないかと思われます。
ちなみに、アザミのものと大正時代の令嬢風のコーディネートが、とても好みです。

3. 男性の着物本2冊

着物を着ていると、男性から男性の着物について質問されることもあります。
着物と羽織があれば、たいててのプライベートな場所にいけて、着物の反物は6~8万くらいから。これに羽織、帯、その他一式がかかると、とりあえず説明しています。
本当にはじめたい方には、下記の基本書2冊の購入をおすすめされるとよろしいかと。

「男のきもの雑学ノート―いつか着たい、そのうち着たい、いますぐ着たい貴男へ。」
これ1冊で、男性の着物世界の基本は、フォローされているのではないか、と。
基本用語や値段帯、アイテム、そろえ方はまずこちらで。

「男、はじめて和服を着る」
こちらも、はずせない1冊。
洋服にはありえない着心地のよさと、格好よくて目立つ、という男性の着物のすばらしさが伝わってきます。
各アイテムの選び方なども、著者の方の経験によるポリシーも含めてきめ細かく書かれています。(履物の鼻緒の太さまで。)
資料も充実していて、値段の相場から、巻末には「男の着物取扱店」まで。
光文社新書なので、持ち歩いてすきま時間に読むにもよいです。